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2005.06.15

太平洋フェリーの新造船「きそ」~(1)

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しつこく続くGWシリーズもいよいよ最終章。帰路に利用した太平洋フェリーの「きそ」です。

この1月に就航した新鋭船で、個室重視というコンセプトで設計されたそうです。当初は、秋田から新日本海フェリー(SNF)で敦賀に帰ろうと思っていたのですが、太平洋フェリーの配船表を見ると仙台港に行けば「きそ」に乗れることが判ったので、盛岡から南を目指しました。

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入港のシーンを撮るつもりだったのですが、ちょっと間に合わず、着岸直後に仙台港に到着です。公園からまずは外観を撮影しました。

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太平洋フェリーの個室は、夏の繁忙期以外は定員以下で貸切しても貸し切り料が不要なのが嬉しいのですが、この「きそ」では、以前はアウトサイドのみだった1等の一部がインサイドに配置されています。インサイドの1等は2人部屋で、前述の貸し切りは船室定員の半分までという制限があるので、1人で1等に乗る場合は、インサイドになってしまいます。

悩んだのですが、気が付いたらアウトサイドになる特等のきっぷを握ってました。当初予定したSNFの寄港便は個室を定員以下で使う場合は、必ず貸し切り扱いになるので、秋田~敦賀の1等貸切よりも、実は仙台~名古屋の特等の方が安いのです・・・・と自分で自分に言い訳です。特等など、往復割引の帰路が半額だった当時のダイヤモンドフェリーで乗って以来の贅沢、JAF割で若干安いのも罪悪感を多少薄くします。

しかし、他の船の特等はテーブルがあったのに対し、「きそ」ではソファーベッドとなったためにテーブルではなく、デスクになってしまい、優雅にグラスを持ってというシーンは演じにくくなりました。結局夜には、電車のごとく窓の桟にいろいろと並べる羽目になり、あまり優雅でなくなりました。折りたたみでいいから、テーブルが欲しいなぁ。インサイドの個室登場といい、個室重視のしわ寄せが、個室内のサービス低下につながっており、魅力半減ですね。浮かぶ独房と命名しましょう。

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特等だけあって、ユニットバスがあるのですが、またこのバスタブが小さい。安いビジネスホテルでもここまで小さいのは珍しいです。

~続く

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