続 愛知万博 乗り物の旅 であります
いまビデオで何が流れているか判るタイトルであります。
さて、超電導リニアの旅も終わったので、愛知万博で一番未来的な乗り物「IMTS」の北ゲート駅に向います。ちょうど前の便が出発したところでしたので、お客はぜんぜんいません。
これがIMTSのホームです。線路とは壁とホームドアで仕切られています。
入線は非常にゆっくりで見ていていらいらするほど。実用交通機関となる頃には、もっと速くなっている事を祈ります。
低床車両ですが、ホームがありますので、完全に面一で乗り込むことが出来ます。ホームとの隙間もこれだけ小さければ、車椅子の乗車に補助は不要でしょう。
物理的なガイド無しで、ここまでホームに近づける事ができる進路制御はお見事の一言に尽きますが、これがホーム進入速度の遅さとなっているなら、評価に悩むところですね。進路制御の誤差をもっと認めて、ホームドアと連動して折りたたみステップが出てくるような機構の方が実用性が高いと思います。
万博だから技術力の誇示に重点が置かれただけなら理解できますけど。
モリゾーが座る運転席です。バスとして普通に道路を走ることも出来ますから、ハンドルもアクセルもブレーキもあります。
勝手にハンドルが回るのは近未来的というか、不気味というか。
画像ではわかりにくいですが、客席と運転台がガラスで仕切られているのが、鉄道的ですね。AGT(新交通システム)では、無人運転の際は運転装置を隠して、運転席も乗客に開放するケースもありますが、ハンドルがあるとそうはいかないのでしょう。
でも客室に比べて運転席広すぎッ!
線路は単線なので、対向列車の到着を待っての発車です。誤発車しないようにガイドレールで物理的に進路が塞がれてます。対向列車はこのあとループ線を回って、方向転換しこのホームに入ってきますから、ループ線を通っている間に乗車列車が発車しないと、対向列車がループ線で立往生してしまいます。
この画像はホームで撮影してましたので、係員が乗車をせかします。
ホームで撮影している間に、かぶりつきの場所を他のお客に取られてしまったので、マニアを隠しておとなしく座席に座りましょう。想像以上にゆっくり走ります。技術的な問題なのか、認可上の問題なのかわかりませんが、自転車でも楽勝で抜かれそう。ちょっとガッカリです。
西ゲート駅で対向列車と交換し、終点のEXPOドームを目指します。
EXPOドーム駅では、出発待ちの列車を右に見ながら、ループ線に入ります。
画像はキッコロゴンドラか見たEXPOドーム駅。おりしも列車到着のシーンですね。上のほうがループ線になります。ゴンドラ窓の水滴が邪魔ですがガマンしてください。
北ゲート駅~EXPOドーム駅をのれば、鉄道区間完乗です。バス区間も乗りたいところですが、これは後回しにしましょう。
これがIMTSの乗車券です。
いよいよ残るはキッコロゴンドラです。EXPOドーム駅の近くにある南駅から乗車しましょう。
こういう光景の方が、万博のゴンドラっぽいですよね。
パビリオンや池やグローバルループを眼下に長久手会場を南北に結びます。こちらは有料で、会場内乗り物で一番高い600円!
これでとりあえず、乗りたかった乗り物は最小限乗り終えました。晴れていれば、撮影タイムに突入ですが、どうしようもない天気ですから、一般人モードにチェンジです。
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