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2006.01.24

安いガソリンを探せ! 2006 part1

石油価格は高止まりのままですね。厳冬を反映して、上がり続けの灯油に比べればマシですが、ガソリンもいっこうに下がりません。それでも探せば安い地域があるようです。

で、先日、北陸方面からの帰り道、何とか持つかなと走っていたら、吹田あたりで怪しくなってきたので、高速(129円/L)よりも安かろうと中国豊中で降りて中央環状線沿いで探してみたら、軒並み133円の看板。ハイオクの値段かと思いましたが、何回見直してもレギュラーの価格でした。宝塚まで下を走りましたが、結局安い店はなく、中国道の西宮名塩で10Lだけ給油、かって知ったる自宅近所まで戻りました。

神戸市西区の行きつけのJOMOでは、会員価格に土日割引で115円/L。小1時間走っただけでこの価格差。40L以上入りましたから800円くらいは安くついた計算です。

どうも東播地区は狙い目のようです。

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2006.01.15

鶉野飛行場跡

鶉野飛行場というのは、戦争中に開設された海軍の飛行場です。北条鉄道の沿線に旧軍の飛行場跡があるという話は以前から聞いていたので、北条鉄道撮影に行ったついでに探して見ました。

UZURANO0512

小さな工場がある一角に滑走路が残ってました。

UZURANO0512B

かなり広大な用地があったようですが、戦後多くが払い下げられたり、転用されました。しかし、滑走路跡部分は今でも防衛庁が保有し、陸上自衛隊の訓練地になっているようです。しかし、こんなロケーションでは訓練と行っても歩兵行軍の練習ぐらいしか使えそうにありません。

ここには訓練部隊である姫路海軍航空隊が置かれた他、川西飛行機の組み立て工場が隣接して建てられ、紫電や紫電改などが組み立てられたそうです。

UZURANO0512C

戦争末期には特攻隊も組織されたそうです。慰霊碑が建てられています。

一方、紫電改が試験飛行中に不調となり、飛行場まで戻る事ができず北条線のレールを尾輪に引っ掛けて曲げ、列車が脱線させるという事故もあったそうです。

HOUJO051201A

これが、その脱線事故現場、網引駅の法華口寄りです。紫電改は左から右に飛んできて、レールを引っ掛けたようです。

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2006.01.14

膨らんだカーテンの謎

KANKI051220

この妙に膨らんだカーテンの謎がわかるでしょうか?

よく見ると、カーテンの裾から椅子の脚が出ています。つまりカーテンの中には椅子が入っています。そしてそこに腰掛けると・・・・

これは、関西汽船「さんふらわあ あいぼり」の特等1等客専用展望通路。フェリーの正面に面した通路です。ちょうどブリッジの真下になる位置。この部分は、上級船室になっている場合もあり、展望サロンとなっている船でも「航行に差し支えますから、夜間はカーテンを開けないで」と書かれています。

窓から漏れた光が、甲板や海面を照らすと、船員の夜目が効かなくなり、海上の監視に不具合が生じるからです。ですから、この正面の景色を夜間にも乗客に開放している船は珍しいのです。

この画像は、しっかりカーテンが閉じているのを確認してストロボを焚きましたが、実際は照度を落とした暗い通路で、その上でカーテンで船内の明かりが漏れないようにしています。同様のサービスをしている東日本フェリーの「ニューれいんぼうべる/らぶ」では、サロン全体を真っ暗にして、前面展望を楽しませくれますが、なにせ日本海ですからイカ釣船の集魚灯ぐらいしかみえませんが、瀬戸内海では本四三橋があります。

みなさんも関西汽船の「さんふらわああいぼり/こばると」の1等以上に乗る機会があれば、ぜひ前面展望を楽しんでください。

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2006.01.13

「フェニックスエキスプレス」に乗ってきました

新日本海フェリーと順番が後先になりましたが、12月15日大阪貝塚港発の宮崎カーフェリー「フェニックスエキスプレス」に乗船してきました。

宮崎カーフェリーは、マリンエキスプレスの事業の受け皿として設立された会社で、現在は大阪南港~宮崎、大阪貝塚港~宮崎を各1往復しています。乗船した「フェニックスエキスプレス」は、マリンエキスプレスの川崎~日向・宮崎航路用に姉妹船「パシフィックエキスプレス」と共に建造された船で、「パシフィックEXP.」は韓国に売却されたのに対し、国内に留まった幸運?な船です。関西在住だと川崎~日向・宮崎は乗りにくく、どちらもまだ乗っていませんでしたので、関西に転じてから乗る機会をうかがっていました。

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これが乗船した1等です。4人部屋ですが、「相部屋承知」とすれば一人でも利用できます。混雑しない限り、実際には相部屋になりません。これは他の長距離フェリー会社でもほぼ同じ扱いですが、なかには個室の相部屋扱いをしない航路もあります。

部屋は、廊下側からトイレ・シャワールーム、2段ベッド2組と並び窓際は小上がりになっています。京浜航路時代には2等寝台扱いだったのですが、こちらに転じてからは1等となりました。設備としては1等としても遜色ありません。同様に1等は特等となってます。こう書くと以前の方がお乗り得だったような感じがしますが、京浜航路の運賃は割高でしたので、別に金額的に割安だったわけではないです。

伝統的に京浜航路は旅客設備重視の船を投入しており、それが経営圧迫の要因と言われていました。そのため「パシフィック/フェニックスエキスプレス」は、かなり簡素化したそうですが、それでも伝統の名残りを感じるゆったりとした船内でした。

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このプロムナードデッキも広いですが、2等寝台が並ぶ中央廊下の幅広さは国内の長距離フェリーで初めて見る広さでした。

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レストランはかなり限定されたメニューです。チキン南蛮に地方色を感じますが、あとはハンバーグやトンカツ、シーフードフライ盛り合わせ、カレーライスなどがあります。セットメニューはありません。ランニングメイトの「フェリーひむか」はセットメニューのみで割安感はあるのですが、酒飲みには利用しにくく、その反省でこうなったのかと思えば、別にアルコールメニューが充実しているわけではないので、そうとも思えません。生ビール・・それが無理でも瓶ビールぐらい欲しいところですが、もっとお客の多い大阪南港発でもビールは缶ですから、無理な願望ですね。

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レストラン横の小部屋。電話マークがありますが扉には「パソコン用ブース」とあります。ネット回線があるのかッ!と扉を開けると・・・

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どうも船舶公衆電話を撤去。台を低くしてデスク代わりとなるようして、椅子を置いただけのようです。2等や2等寝台利用ならば重宝するかもしれませんが、元々は電話ブースですからねぇ。「狭いの怖いよぉ~」ってなりそうな気もします。

時間帯から旅客の利用はあまり期待できませんので、せっかくのハードが活かしきらせてませんが、これはやむを得ないでしょう。下船時にみたかぎりでは、徒歩乗船客は1人だけのようでした。

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2006.01.12

万里の波濤を乗り越えて

冬の日本海と言えば、荒海の代名詞

と言っても、いつでも荒れているわけではありません。私が始めて、冬の新日本海フェリーに乗ったときは、夏よりも穏やかな航海で、期待はずれでした。

昨年3月にSNFに乗船した時、初めて「荒天のためにレストラン営業を休止」という状況に遭遇しましたが、大した事は無かったです。そして、この前のクリスマス。敦賀~新潟を往復してみました。

まずは12月23日敦賀発苫小牧行き寄港便に乗船です。朝自宅を出て、名神を東に走ると雪のために竜王から渋滞のようです。雪の名神の渋滞は半端でない事も多く、京都から敦賀まで一晩かけて走ったことがありますので、迷わず湖西道路に。しかし、これはかけで、順調にいっても余裕はほとんどありません。間に合わないことも覚悟したのですが、なんとか定時の出港時間には港につけそうなので、遅れていることを期待して走ります。

港に着くと船は影も形もありません。これは、欠航か大幅な遅れが確実です。窓口で聞くと折り返しになる便が6時間遅れで入港予定だとか。これは出港も遅れるのは確実です。結局6時間遅れの出港でした。昼前発夜入港が、夕方発早朝入港への変更ですから、車内泊が船内泊になったわけで、これは歓迎すべき遅れでした。

「外海に出ると風呂は閉鎖になるかも」という船員さんの助言に従って、早めの風呂にします。湾口に近づくと確かに大きく揺れだし、浴槽のお湯も揺れてこぼれだしました。風呂をあがると、船員さんが閉鎖にやってきました。レストランももちろん休業で、代わりに売店で弁当を売ります。1種類しかないので、苦手なおかずでも我慢我慢。船内放送で波高4mと言ってましたが、夜半にはさらに揺れましたので、もう少し波が高くなったかもしれません。

でも、これは序章に過ぎませんでした。

復路は25日新潟発。実は、往路の船が苫小牧で折り返してくる便です。折り返し時間は短いので、6時間の遅れはほとんど取り返していないはず。案の定、SNFからお昼ごろに「4時間遅れで秋田を出港したので19時半までに新潟港に来て欲しい」と連絡がありました。19時にフェリーターミナル前に着くと、止まっている車が激しく揺れるほどの強風と雷鳴。そう、ちょうどこの頃に特急「いなほ」が脱線したのです。結局、新潟入港は5時間半遅れで、出港も6時間半遅れでした。

往路と同じく、風呂にすぐ入るように急かされます。信濃川河口の防波堤を過ぎると揺れ始めました。越佐海峡では大した事がないと予想していたのですが、すぐに往路と同じくらい揺れだします。しばらくするとますます揺れが大きくなり、波しぶきが窓を叩くようになりました。どれくらい傾くかと言えば、ペットボトルの水面が傾いているのが判るほど。床に置いた新聞が、傾きで床を滑ります。テーブルの上に置いたものは、キーホルダーも腕時計も、空の紙コップも全て床に落ちて、部屋の隅まで飛んでいきます。冬のSNFは、酷い時は立って歩けないという話を聞いてましたが、納得です。手スリを持たずに移動するのは至難の業。結局、敦賀入港は6時間遅れでしたから、減速航行を強いられたのでしょう。

SNF051226

これは翌朝、夜が明けてからの海の様子ですから、かなり穏やかになってからです。それでも時折しぶきが窓を濡らしてました。

酔いはしませんでしたが、これで北海道まで行くのは、確かに辛そうです。

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2006.01.11

2006シーズン:ゲレ食の旅~(2)

今シーズン、2番目に訪れたゲレンデは福島県の柳津温泉スキー場。リフトが2本しかないロコスキー場です。地元客しか居ないゲレンデには、日本では珍しいシュレップリフトが架かり、しかも途中で曲がっているという二重に珍しいリフトなのです。

それはともかくとして、こんなスキー場でもゲレ食はありました。

YANAIZULAUNCH

メニューはラーメンやカレーなどありきたりなもの。どう見てもタバコの自販機を流用したとしか思えない食券の券売機は、なんといまだに新500円玉を受け付けない・・・

味は、おそらく業務用の缶詰でしょう。不味くはありませんが、美味いと唸るほどでもありません。でもご飯は硬めで、カレーにマッチしてました。カレー用にご飯を炊いているのか、それともたまたまか。ただ、私は固めのご飯が好きなので好印象でしたが、柔らか目が好きな人には不評かも。

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2006.01.10

2006シーズン:ゲレ食の旅~(1)

まにあな「索道観察日記」の別冊として、今シーズンのスキー場で食べたものを気ままに記録していこうと思います。記念すべき第1回は・・・

GOKASE051219LAUNCH

日本最南端のスキー場「五ケ瀬ハイランド」のゲレ食にあったチキン南蛮定食です。チキン南蛮は宮崎県の名物料理で、揚げた鶏肉にタルタルソースをかけたもの。800円くらいだったように思います。チキン南蛮の味を評価できるほど何回も食べたわけでは、ありませんが、またこのスキー場に来れば(たぶんないけど)、またこれを食べたいと思います。

ゲレ食というとカレーとかラーメンとかハンバーグ定食とか当たり障りのないメニューが多いのですが、こういう郷土色豊かなものがあると嬉しいですね。つい、撮ってしまったので、この企画が生まれました(汗)

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2006.01.01

謹賀新年

2006NENGATOUZAI

新年あけまして おめでとうございます。 2006年元旦

本年もどうぞ宜しくお願いします。

画像は早朝の錦江湾を航行する鴨池・垂水フェリーです。

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