2004.12.05

続:学研の「ゲレンデガイド」も買ってみました

購入直後には、データの充実にべた褒めをした本書ですが、中身を読み進めると、今シーズンからの最新情報が反映(神立の新名称や芸北国際のリフト運休、めがひらのクワッド新設など)されている反面、数年前から休止中の池の平温泉カナメリフトやすでに廃止されているアサヒテングストンの第4リフト、昨シーズンから休業の比叡山人工スキー場が掲載されているなど、情報の鮮度がちぐはぐな事に気がつきました。池の平など競合誌と照らし合わせたりスキー場のホームページを見れば判るはずの情報で、ちょっと情けないですね。

ということで、情報の信頼性にちょっと疑問符がついてしまいました。来シーズン以降の改善を期待しましょう。

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2004.12.01

学研の「ゲレンデガイド」も買ってみました

スキー場ガイドと言えば、ヤマケイ実業之日本社が老舗ですが、先日紹介したスキーマップルなどの新興勢力も目立ちます。スキーブームが去ってからの新規参入組もあるように思いますが、外部から見えれば、安定した顧客が見込めるジャンルに思えるのでしょうね。

さて、今年はその新興勢力から学研の出版している「スキー&スノーボード ゲレンデガイド2005 全国版」を購入してみました。前にも書きましたように、スキー場ガイドの読者プレゼント(主にリフト1日券)は当選の確率が高く、どこか1ヶ所でも当たればガイド2~3冊分以上に相当しますから、スキーヤーにとっては、けっこう割の良い投資なんですよ。学研は初めてなので、どの程度のリターン確率かはわかりませんが、当選人数は先発誌に比べて遜色はありませんから、同じような当選率を期待してます。ちなみに私の実績は一昨シーズンは4通応募の3通当選、昨シーズンは3通応募の3通当選でした。

さて、肝心のガイドの中身ですが、予想以上に充実していて驚きました。体裁は、先発のヤマケイや実業之日本社と似てますが、データがより充実しています。例えば掲載スキー場数は、以下の通りです。

 ヤマケイ 593ヶ所
 学研 588ヶ所
 実業之日本社 421ヶ所

この掲載スキー場数は、主に小規模スキー場の簡単な紹介で数が左右されるわけですが、この小規模スキー場のガイドが見易くて充実し、簡単なスキー場内案内図まで載ってます。この形式は、ヤマケイか実業之日本社が以前採用していたやり方で、判りやすいです。小規模スキー場のガイドなんて・・とお考えの方も多いと思いますが、えてして小規模スキー場は空いていることが多いので、ちょっと時間が空いた時など下手に大規模スキー場に行くよりもずっと効率的に滑ることができますので意外と有益なんですよ。しかも、小規模スキー場は、パンフや独自ホームページがないことも多いですからね。

さらにカラーページで紹介の詳細情報の出ている主要スキー場では、全コースの基本データが出ています。これは、以前はスキーマップルのウリだったのですが、最近のスキーマップルは詳細情報を載せるスキー場数が年々減ってますので、学研の方が使えます。これで、全リフトのデータが掲載されていれば、私としては言う事がないのですが・・ さらに、巻頭で今シーズンのトピックスを紹介しているのも嬉しいですね。以前は各誌共に行なっていたのですが、今はこれを行なうガイドが少ないのです。

 ということで学研の「ゲレンデガイド2005」は二重丸です。

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2004.11.27

やっと出ました ~スキーマップル2005~

数あるスキー場ガイド中でも、一番高く評価している「スキーマップル」今シーズン版が出ているのを、先日、ようやく発見し、買ってきました。

明確で直球な評価、主要スキー場では等高線入りの平面図で示されるゲレンデマップは、他のガイドの追随を許しません。以前、こちらで他のスキー場ガイドを紹介した際に触れた、リフト券の読者プレゼントもあります。

なによりも索道ファン、リフトヲタに嬉しいのは、索道データがしっかりしていること。シングルかペアか、固定循環式か自動循環式かというのは、一般のスキーヤーにとっても関心が高く、有益な情報だと思うのですけどね・・

ここ数年、基本的なガイド部分は押さえながら、ゲレンデ以外のガイドに特色を持たせようと試行錯誤をしており、勢い余って超メージャースキー場のゲレンデのガイドを載せ忘れたのではないの・・ という変な編集だった年もあるのですが、今回の「スキーマップル 2005」はなかなかバランスの取れた編集で、有益な情報が掲載され良かったです。このところ、スキー場への新規投資が減っており、あまり変化がないなかで、毎年ガイドを売っていこうとすると、こういう方針になるのはよくわかりますし、読者のニーズにもマッチしてますね。

惜しむらくは、その昔は全国版であったのが、東西版に別れ、さらに最近は「関東・甲信越・東北」版と「関西・中部・北陸・中国」版となっていること。私のように全国のデータが欲しいとなると、2冊買う必要があり、しかも信州方面は双方に載っていてダブってしまいます。そして、反面、北海道の情報がありません。北海道だけ、別冊で出ないかな?

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2004.11.07

もうすぐスキーシーズン

もうすぐスキーシーズンですね。

先月ぐらいから、書店でもスキー関連の雑誌などが目立ってきましたし、大型スポーツ用品店でも、スイミングウェアやキャンプコーナーなどを縮小して、スキーコーナーへの模様がえが見られるようになりました。

ということで、スキー場ガイドを買ってきました。しかも、ヤマケイと実業之日本社の2冊。2冊も買うのはもったいないようですが、スキー場ガイドのプレゼントコーナーで応募するリフト券って、当選率が高いことに気がついたのです。

例えばヤマケイでは、アンケートに答えないといけないのですが、今年のガイドで発表された昨年のアンケート結果によれば、アンケートの回答者は3999名、昨年のガイドのリフト券プレゼントは3535名分・・・つまり数字の上では、応募者の大半が当選する事になります。どのスキー場が欲しいのかの希望を書きますので、人気スキー場では落選者も多いでしょうが、それほどメジャーでないスキー場では、おそらく応募者が全員当選でしょう。ということで、ここ数年は、スキー場ガイドのリフト券プレゼントは当選確率が80%くらいになってます。リフト券ってスキー場ガイドに比べて高いですから、1箇所当たればガイド2~3冊分に相当しますし、ペアでプレゼントが多いですから、同行者にいい顔ができます。

ということで、今年もどこかが当たると期待してガイドを買うわけです。

しかし、最近はスキー場の変化が少ないですね。スノーボードパーク関係は、いろいろと変わることが多いようですけど、スキーオンリーの私にはあまり関係ないですし・・

リフトの新設や架替が伴うようなコースの新設などは、いまのところ広島の女鹿平温泉めがひらスキー場しか見つかりません。すっかり変化の乏しくなったスキー場業界で、一時の勢いは衰えたものの、毎年、リフト・ロープウェイ・ゴンドラの架替や新設を行なっていたコクド系列のスキー場も、公式サイトやガイドブックを見る限りでは、今年は変化が無いようですし、索道ファンでもある私には、ちょっと寂しいシーズンになりそうです。

昨シーズンデビューした蔵王ロープウェイ山頂線のフニテル式DLM(複式単線自動循環)ゴンドラです
 ↓
ZAO.jpg

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