スキー場ガイドと言えば、ヤマケイと実業之日本社が老舗ですが、先日紹介したスキーマップルなどの新興勢力も目立ちます。スキーブームが去ってからの新規参入組もあるように思いますが、外部から見えれば、安定した顧客が見込めるジャンルに思えるのでしょうね。
さて、今年はその新興勢力から学研の出版している「スキー&スノーボード ゲレンデガイド2005 全国版」を購入してみました。前にも書きましたように、スキー場ガイドの読者プレゼント(主にリフト1日券)は当選の確率が高く、どこか1ヶ所でも当たればガイド2~3冊分以上に相当しますから、スキーヤーにとっては、けっこう割の良い投資なんですよ。学研は初めてなので、どの程度のリターン確率かはわかりませんが、当選人数は先発誌に比べて遜色はありませんから、同じような当選率を期待してます。ちなみに私の実績は一昨シーズンは4通応募の3通当選、昨シーズンは3通応募の3通当選でした。
さて、肝心のガイドの中身ですが、予想以上に充実していて驚きました。体裁は、先発のヤマケイや実業之日本社と似てますが、データがより充実しています。例えば掲載スキー場数は、以下の通りです。
ヤマケイ 593ヶ所
学研 588ヶ所
実業之日本社 421ヶ所
この掲載スキー場数は、主に小規模スキー場の簡単な紹介で数が左右されるわけですが、この小規模スキー場のガイドが見易くて充実し、簡単なスキー場内案内図まで載ってます。この形式は、ヤマケイか実業之日本社が以前採用していたやり方で、判りやすいです。小規模スキー場のガイドなんて・・とお考えの方も多いと思いますが、えてして小規模スキー場は空いていることが多いので、ちょっと時間が空いた時など下手に大規模スキー場に行くよりもずっと効率的に滑ることができますので意外と有益なんですよ。しかも、小規模スキー場は、パンフや独自ホームページがないことも多いですからね。
さらにカラーページで紹介の詳細情報の出ている主要スキー場では、全コースの基本データが出ています。これは、以前はスキーマップルのウリだったのですが、最近のスキーマップルは詳細情報を載せるスキー場数が年々減ってますので、学研の方が使えます。これで、全リフトのデータが掲載されていれば、私としては言う事がないのですが・・ さらに、巻頭で今シーズンのトピックスを紹介しているのも嬉しいですね。以前は各誌共に行なっていたのですが、今はこれを行なうガイドが少ないのです。
ということで学研の「ゲレンデガイド2005」は二重丸です。
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