同じスノースポーツで、おなじ施設で滑る事が多い、スキーとスノーボード。スキーヤーの中にはボーダーをマナーが悪いと目の敵にする人もいますが、その特性で立っている事が困難なのですから、座り込むのもしかたがないのです。スキーヤーだって初心者の頃は、ゲレンデの真ん中でこけて、立ち上がるまでに相当な時間を要する事があるわけですから、多少は大目に見てあげましょう。ゲレンデの真ん中で座り込んで雑談にふけるような連中がいるのは確かですが、そんなやつらはボーダーのごく一部にすぎません。ひとまとめにボーダーと嫌うのではなく、ちゃんと区別しないとなりません。
そして、滋賀県でトップクラスの人気を誇るびわ湖バレイスキー場でのひとコマ。
リフト降り場にいる白いウェアのスキーヤーは、どこを通ってゲレンデに出ようか立ち尽くしています。右端にはボーゲンで子供がこわごわ滑ってますね。
これを見てボーダーのマナーが悪いなんて思ってはいけません。単に彼らは頭が悪いだけなんです。マナーがなってないのは彼らの罪ですが、頭が悪いのは罪ではありません。生まれつきですから仕方がないのです。ボーダーの名誉のために書き添えておけば、これは当日見た頭の悪いボーダーのごく一部を写した…もとい、当日見たボーダーのごく一部を写したにすぎず、人並みの頭をもち常識を心得たボーダーも大勢いらっしゃいました。
このカメラを構えた位置は、ボード装着場という看板の前で、私の位置から下がスキー場の指定したボード装着エリアなのですが、そこで装着している人は、この撮影の瞬間には一人もいませんでした。この時はいませんでしたが、もっと人が多い時間帯には、係員がメガホンで必死で注意していました。でも効果はほとんどなし。
彼らの中には、看板があったので、その手前が装着エリアだと思ったと反論する人もいるでしょう。でも、なんのためにそういうエリアを指定しているのか理解するだけの脳力(わかった上での誤字ですよ)があれば、それは勘違いだと判るはずなんですけどね。
もしかしたら、彼らは日本語を理解できない人かもしれません。スキー場さん、努力は認めますが、日本語じゃ効果がないようですから、ハングルや中国語での注意を考えた方が良さそうですよ。だとしたら、「頭が悪い」発言は撤回します。ごめんなさい。国内では日本語で案内・注意すればよいと考えている日本人の傲慢ですね。そうか、ボーダーの世界では、半島や大陸から来ている愛好者があんなに多かったんだ。
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